不器用女子とイケメン幼馴染
な、なんか空、いつもと違う?








いつもより優しいというか...いや、もともと優しいけど...な、なんか照れちゃうよ...///







「ねーねー梨央ちゃーん」






そんな中、ごはんを食べ終えた桑山くんが私の隣というか後ろというか...に移動してきた









「ん?なに?」






私が振りふいて尋ねる








「ビンゴがおわったあと、カラオケは自由参加なんだって!山の方だから星、絶対きれいだし、一緒にみにいかない?」









桑山くんがにこにこして誘いに来た







「え...と...」







まぁクラスのみんなのまえでカラオケなんて私には無理だしいってもいいけど...







でも、空の前で?なんていったらいいの?







ちらっと空を見ると、完全にこっちを見ていて、なんて答えるのか聞いてる気がして返答に困っていると









「少しだけだから!ちょっと話したいことがあるんだ」








そういって真剣な表情をみせる、桑山君。







今までみたことないような顔で...私はなんだか断ったらいけないような気がした






「わかった」







その言葉で桑山君はにこっとして席に戻った



< 133 / 432 >

この作品をシェア

pagetop