不器用女子とイケメン幼馴染
『...諦めなきゃいけないことはわかってます...。でも...






でも...どうしても好きなんです...』












私はそうタイピングしながら、自分の頬にまだ涙がつたるのを感じる







『じゃ、諦めなきゃいいじゃん?』






するとポニーさんはとんでもないことをいう





『へ?』





私がそう返すと






『別に本人からいわれたわけじゃないんでしょ?まだ付き合ってるかどうかわかんないじゃん。それに付き合ってたとしても、すぐに別れるかもしれないし、諦める必要なくない?』





『あ...』





そういわれればそうだけど...迷惑じゃないかな?





『誰かに好かれて嫌な人なんていないよ?まだ頑張れるよ?ココの話聞いてるとココ、まだ何もしてなくない?』





『何もしてない?』





意味がわからず聞き返すと






『好きっていったわけでもなければ、アピールしたわけでもない。幼なじみって関係に甘えてるんじゃない?青春なんて短いんだよ?もっと動いていかなきゃ!』






ポニーさんはいう






...


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