天才少女の復讐法。


「ちょっと待ってよっ…。
…そうだね、私が悪かった。
家族を壊しちゃってごめんなさい!
いくらでも謝るからッ返してってば!」


「ふっ……あんたバカ?
謝って済むって本気で思ってるんですか?」


「なに、お金?
いくら払えばいいのよ。」


「……頭悪いなぁ…少し考えなよ。
なぜあたしがこんな場所に呼び出したのか。」


誰にも聞こえない、森の奥。
真下には、川。


そう言って、ニヤリと口角をあげると
彼女は真っ青な顔をした。



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