天才少女の復讐法。
第4章

偽善者の本性。



【優雨side】


―数週間後―


学校に着いた俺は
いつも通り教室に向かう。


__ガラッ!


「おっす。」


「おー黒瀬!!学校に全然来ないから
退学になったのかと思ったぜ。」


と、言いながら
遼は安心するような素振りを見せる。


「退学って…!
まぁ、ちょっと忙しくてな…。」



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