天才少女の復讐法。


保健室に着き、
ベッドの上で横になる。


「あとは先生に任せて、
葛西くんは、もう戻って良いわよ。
ありがとね。」


「黒瀬をよろしくお願いします。」


ベッドカーテンの向こうで
先生と遼の会話が聞こえた。


遼に申し訳なく思い、
俺は無理やり目を瞑る。


すると……浮かんできたのは、
瀬織の不気味な笑み……。


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