天才少女の復讐法。
後ろから聞こえてきた……
穏やかな声……。
振り向くと、
落ちこぼれのわたしとは正反対の……
そして、1番遠いい存在だと思っていた君が
……目の前にいた。
『なん……でっ…?』
君の言葉は……冷たいようで優しくて。
そして……
差し出してくれた君の手を見て
わたしの涙腺は…ゆるゆるだった__。
『ありがとうっ……雫ちゃん。』
わたしに生きる希望をくれて…
わたしの未来を救ってくれて…
ほんとにありがとう。
― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ―
……わたしと雫ちゃんが知り合うのは
もう少し先の話だった__