天才少女の復讐法。
第1章

すべてを捨てた、あの日から。



『昨夜の23時頃…
〇〇県口口市の森林付近で
遺体が発見されました。
身元はまだ分かっておらず、警察は……』


薄暗い部屋の中から聞こえてくるのは
テレビから流れるアナウンサ一の声のみ。


そして……


「クスッ……」


あたしはひとり、不敵な笑みを浮かべた。


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