天才少女の復讐法。
__わたしの名前は、蒼波 詩織。
高校2年生。
通っている学校は
国内でトップの超難関校。
だけど、わたしは
高校選択を間違えてしまったんだ。
中学3年のとき、『難関校合格』と言う
そんな肩書きが欲しくて
わたしは無理して、この学校を受験した。
中学の頃は、常に成績上位だったわたし。
でも世界は広くて、
優秀者が集まったこの学校には
わたしよりも頭の良い人がたくさんいた。
月日が流れるたびに
授業についていけなくなって……
学年が上がると、わたしはついに
落ちこぼれクラスへとなってしまった。