天才少女の復讐法。
……これは、今から1週間前の出来事。
母さんが倒れた直前のことだった__
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とある金曜日。
-放課後-
西都高校2-A教室にて
俺は1人でプリントを作成していた。
「はぁ……めんどくせえ。」
……委員長なんて、するんじゃなかったな。
じゃなきゃ、こんな雑用も
しなくてすんだのに……。
なんて思いながら、
俺は淡々とパソコンキーを打っていく。