天才少女の復讐法。


「……母さん、もう長くないんですか?」


…だっせーな俺……声が震えてる。


「……今回は一命を取り留めましたが、
意識が戻りません。
いつなにがあっても、おかしくない状況です。」


「っ……」


「とりあえず今は、
意識が回復するのを待ちましょう。」


なんて医者は言っていたけど………


次の日も……その次の日も……


1週間が経っても……


母の意識が戻ることはなかった……__


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