天才少女の復讐法。


「はははっ……煌弥はお前みたいな奴と
つるんでいたのか。……愚かな奴だ。」


「………」


「次、生まれ変わるなら
弱い妻と、馬鹿な息子じゃなくて
もっとマシな家族を持ちたいものだな!」


そう言いながら、得意気に笑う。


「ふっ……馬鹿で愚かなのは
あんたの方だ。」


と、あたしはボソッと呟く。


そして……


__ドサッ…!!!


…社長は自ら飛び降りた。

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