天才少女の復讐法。


「もしそうなら、お前は間違ってる。
……でも、瀬織と同伴者じゃないなら
あいつを止めてほしい。」


「……止める?」


「あぁ。あいつの正義は間違ってる。
瀬織がやってることは、
許されることじゃないから…。」


「………」


男が言った言葉は、確かに一理あった。


雫は法律を破っている。


この男が言う通り、
許されることではない。


結論をいうと


つまり、俺とこの男が仲間になって
雫の間違った正義を止める……ってことか…。


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