天才少女の復讐法。


多分…雫はこの子と、どう関わっていいのか
分かんないんだと思う。


法律を破る自分とは、正反対の子。
だから、友達になる資格すらないって…
きっと、そう思ってるんだ。


「っ…わたし、雫ちゃんに
たくさん助けられたんですっ…。

だから今度は、わたしが雫ちゃんの
役に立ちたいって思うけど…

それどころか、傷付けちゃうし……
どうしていいか、分かんなくて…。」


「……それならさ、とりあえず
あいつのそばにいてあげれば?」


「……っえ?」


< 456 / 619 >

この作品をシェア

pagetop