天才少女の復讐法。


【雫side】


「……ん。」


目を開けると、白いカーテンが
視界に映った。


……あれ?ここ……保健室…?


……なんでここにいるんだっけ…。


そんなことを思いながら、
あたしは身体を起こして、記憶をたどる。


__シャッ…!


「…あら、目覚ました?」


不意にカーテンが開き
すぐ近くには保健室の先生が立っていた。


「あ、はい…。」

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