天才少女の復讐法。
限られた時間。
第11章
<限られた時間。>
【雫side】
―1週間後―
「…え!?学校を辞める!?」
「……辞めるんじゃなくて、もう辞めたの」
人通りの少ない小さい公園で
あたしは子犬を撫でながら
隣にいる煌弥くんに言い放つ。
「この短期間に、色々ありすぎだろ…。
いつの間にか学校辞めてるし…
…いつの間にか子犬飼ってるし…!」
「ワンっ…!」
「……しかも、すげぇ懐いてるし…」
<限られた時間。>
【雫side】
―1週間後―
「…え!?学校を辞める!?」
「……辞めるんじゃなくて、もう辞めたの」
人通りの少ない小さい公園で
あたしは子犬を撫でながら
隣にいる煌弥くんに言い放つ。
「この短期間に、色々ありすぎだろ…。
いつの間にか学校辞めてるし…
…いつの間にか子犬飼ってるし…!」
「ワンっ…!」
「……しかも、すげぇ懐いてるし…」