天才少女の復讐法。
―次の日―
俺は亡くなった4人が勤めていた
株式会社に向かった。
昨日の夜、俺は親父に報告をしに行った。
『こんなの偶然なんかじゃねーだろ。
ちゃんと調べた方が良いんじゃないか?』
俺はそう言ったんだけど、
『残念だけど、自殺で処理された以上
もう調べることは出来ないんだ。』
と、返されてしまった。
…それもそうだよな。
じゃなかったら、俺が共通点を見つける前に
優秀な刑事がとっくに
共通点を見つけているはずだ。