【完】あんたなんか知らないっ!!
「「「「...」」」」
帰り道。
なぜかギクシャクしたままの私たちは、私が今日泊まる弥咲の家の前に着いていた。
「じゃあ、また今度ね。」
「おう。」
なぜか私と大和が会話すると、私たちは家に入った。
部屋に着くと、弥咲は座り込み泣き始めた。
「碧海ぃ...!!」
「...おいで。」
弥咲を抱き締めると、あやすように背中を叩いた。
「...落ち着いて話してみな。」
私がそう言うと、小さくうなずき話し始めた。