【完】あんたなんか知らないっ!!







「いらっしゃいま...」


「遅れてごめんなさい!!」


「あ、まだ平気よ!!
それにしても随分オシャレして、このあとデートでもあるの??」




にやにやしながら聞いてくる由香さん。

お宅の息子さんに片想い中です、なんて言えるわけもない。





「き、着替えてきます!!」




そういって更衣室に走っていった。






「あら、いらっしゃいませ。
...さっき奥に行きましたよ。」


なんて由香さんと会話してる弥咲がいたなんて、知る由もなかった。




< 168 / 243 >

この作品をシェア

pagetop