【完】あんたなんか知らないっ!!








「碧海ちゃん、ほんとありがと。
おかげで助かったわ。」


「いえ、力になれて良かったです。
あの、一応お粥作ったんで食べれたらあげてください。」




由香さんは驚きながら頷き、私は園田家から出た。




「夢見てたんだよね...」




園田はきっとうなされてたんだ。




「なかったことにしよう。うん。」




さっきのことは無かったことにしよう。


そう思った。



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