【完】あんたなんか知らないっ!!
「将護くん、お昼食べた?」
「うん!
しょうご、いっぱいたべてきた!」
「そっか!
じゃあお昼寝は?」
「してないけど~
まだねむくないよ!」
...何すればいいんだろう。
小さい子の面倒見るのって初めてだから何もわからない...
なんて思っていたら、弥咲からrineが来た。
[お昼寝は眠くないと言ってても
おやつまでには一時間ぐらい寝かせて!]
[アレルギーは特に何もないけど、
嫌いなものはたくさんあるのでなんでもあげて大丈夫!]
[確認したら迎えに行けるのが夜になっちゃうので出来れば夜ご飯もお願いしたい!]
...なんか文がいろいろおかしい気がするけど、まあいいか。
[了解!
何時ぐらいまでには寝かせた方がいいとかある?]
[一応8:30だけど、それまでには頑張ってお迎え行く!]
[らじゃ]
「いまは1時半だから...
お昼寝させようかな。」
鞄を持って将護くんと部屋に行く。
部屋に入ると、将護くんはベッドに潜り込んだ。
「お昼寝しよっか。
タオルケット、いる?」
「いらない。
あみちゃん、いっしょにねよ?」
うっ...可愛い。
さっきまで寝てたから寝れないけど...横にいてあげた方がいいよね。
「いいよ、いっしょに寝よっか。」
私が布団に入ると、将護くんは嬉しそうに抱きついてきた。
弥咲にもこうやって寝てるのかな...なんて思うと少しの間弟ができた気がして嬉しくなった。