【完】あんたなんか知らないっ!!
案の定私は眠れず、1時間後に将護くんを起こした。
「あみちゃん、おはよ...」
「おはよ。
おやつと夜ご飯買いにいこうか。」
「おやつ!?
ぼくチョコたべたい!」
「わかった。
じゃあスーパー行こうか。」
元気よく起き上がった将護くんと手を繋ぎ、スーパーに向かった。
「もうハロウィンの季節か...」
「とりっく、おあ、とりーと!」
「ふふ、そうだね。」
「...千崎?」
振り向くと、クラスメート数人がいた。
「...息子?「言うと思った。」
ツッコミ早っ!と笑われるけど、なんとなく想像してただけだからね。
「なんだ、翠との子じゃねーのかよ。」
「んな訳ないでしょ...」