【完】あんたなんか知らないっ!!







「俺も知ってるよ。」


「...!?」


「お前珠樹に話してなかったのかよ。」




呆れた顔で溜め息をつく園田。




「なんで翠くんが...!?」




何ででてくるの...




「ここ俺の母さんの店なんだよ。
まぁ碧海がバイトに来たのは偶然だったけどな。」




「そっか、翠くんがいたんだ。
良かった...!!」




弥咲はほっとした顔をすると、立ち上がった。




「今日は私に話してくれてなかった罰として碧海が奢ってね!!
じゃ、また明日学校でね。」




そういってお店を出ていった。




「弥咲...」




なんか、ありがとう。



< 40 / 243 >

この作品をシェア

pagetop