【完】あんたなんか知らないっ!!
「俺も知ってるよ。」
「...!?」
「お前珠樹に話してなかったのかよ。」
呆れた顔で溜め息をつく園田。
「なんで翠くんが...!?」
何ででてくるの...
「ここ俺の母さんの店なんだよ。
まぁ碧海がバイトに来たのは偶然だったけどな。」
「そっか、翠くんがいたんだ。
良かった...!!」
弥咲はほっとした顔をすると、立ち上がった。
「今日は私に話してくれてなかった罰として碧海が奢ってね!!
じゃ、また明日学校でね。」
そういってお店を出ていった。
「弥咲...」
なんか、ありがとう。