【完】あんたなんか知らないっ!!
「...」
隣にいる碧海は、ぐっすり寝ていてその寝顔が可愛かった。
最近、俺と碧海は話していない。
理由は、俺が避けてるから。
最近、田渕と仲良くなり始めた碧海は、物の貸し借りをよくするようになっていた。
俺は、それを見ているのが辛かった。
仲良くなった理由は言おうとしないけど、大和の予想では告白されたらしい。
「...寝よ。」
碧海を見ると頭の中でいろいろ考えてしまう。
考えても何も解決せずに頭の中にモヤモヤしたまま残る。
俺には、原因がわからない。
気付けば寝ていて、大和の声で沖縄に着いたのがわかった。