【完】あんたなんか知らないっ!!







「てかさー、照れるよね。


男子風呂の方からいきなり自分の名前聞こえてくるんだもん。



そーいう話は露天風呂でしないで欲しいわー。」




照れるとか言ってるけどコイツ絶対思ってない。




「それってさ、碧海にも聞こえてた??」




「バッチリ!!


あ、翠くんにイイコト教えてあげよっか??」




そういうと少し小さな声で




「碧海ってさ、意外と胸あるよねー。」




と囁いた。




「...!!」




いや、俺も薄々...いや、普通に気付いてたよ??



結婚式の時も周りが碧海のこと見ないか心配で...







って俺は碧海の彼氏じゃない!!



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