【完】あんたなんか知らないっ!!
那瑠のお姉ちゃん、羽瑠は私たちの5つ年上で、現在21歳。
確か羽瑠の5つ年上だったから先生は26歳。
「良かったね。また会えて。」
「うん!!
最初は幻なんじゃないかと思ったけど...」
先生は羽瑠が高校受験をするときに雇った家庭教師。
そのとき私たちはまだ小学校4年生。
先生は20歳の大学生だった。
「あのときからキャーキャー騒いでたもんね。」
「それは言わないでよ!!
思い出すだけでも恥ずかしい...」
そういってクッションに顔を埋める那瑠は乙女だ。