【完】あんたなんか知らないっ!!
「なんか買ってもらっちゃったし...」
「お礼だからいいんだって。
俺一人じゃいいもの選べなかったから。」
フォローしても若干ふてくされ気味だったけど、この際放っておく。
「俺からのプレゼント嫌だった??」
これ回答次第じゃ俺傷つくな...
「そーじゃなくてさ。
申し訳ないっていうかさ、なんていうか...」
「嫌じゃないなら素直に受け取っておいて。」
「...わかった。
その代わりさ、何か私にできることあったら言ってね。」
ニカッと笑った碧海の笑顔は可愛くて、咄嗟に目を逸らしてしまった。