【完】あんたなんか知らないっ!!
「千崎さん起きてる??」
ドアを開けて入ってきたのは先生だった。
「あ、起きてた。
まだ元気そうなら部屋に移動できる??
元気なうちにしとかないとあとで辛いと思うから。」
「わかりました、じゃあ部屋戻りますね。」
立とうとすると、園田が手を貸してくれた。
「気を付けろよ。
先生、俺はどうすればいいんですか。」
たしかに...
女子の部屋はいるのは気が引けるよね...
「あなたがいいならついててあげて。
部屋の子には許可とってあるから。」
弥咲許可したんだ。
なんかそういうの嫌がりそうなのに。
「じゃあついてます。
碧海、それでもいいか??」
「うん。
よろしくお願いします。」
ふざけてかしこまると、園田に怒られたけど、一人じゃなくて良かったなと少し安心した。