【完】あんたなんか知らないっ!!
ファースト××
「おじゃましまーす!!」
夏休み、私は弥咲の家に来ていた。
「おねえちゃんおかえりー!!」
「将護(ショウゴ)、いい子にしてた??」
「うん!!
ねぇねぇ、おねえちゃんのおともだち??」
「こんにちは、千崎 碧海です。」
弥咲にこんな可愛い弟いたんだ...
てっきり末っ子か一人っ子かと...
「こんにちわ!!
たまき しょうごです!!」
か、可愛い...!!
天使みたいだな...
「将護、お姉ちゃんたちお部屋いくから、なんかあったら言ってね。」
「えー、しょうごもいっちゃだめ??」
「碧海がいいっていったらね。」
弥咲がそーいうと、将護くんは私のところに来て
「おへやいってもいいですか...??」
なんて言ってきた。
...この子、将来が怖いわ。
「私はいいよ。」
笑いながらいうと、将護くんもすごい笑顔で抱きついてきた。
「あみちゃん、だいすき!!」
...いま、ほっぺにチューされた。
「こら、このマセガキ。」
...将護くんの将来、ちょっと心配...??