クリスマスの約束
お出掛け
「ごめん、待った?」
わー!この感じ、このセリフやってみたかったんだよね!
「俺も今きたところだよ」
「本当?なら良かった」
せめて五分前には着いていたかったのだけど、電車が少し遅れたせいで少し約束の時間より遅れてしまった。
「寒そうだから、あげる!」
ニコッと笑い私に暖かい紅茶を渡してくれる。
「え!あっありがとう」
近くのベンチに腰掛け、二人で温まりながら、どこのお店から見てまわるか決めていた。
「あの〜すみません」
綺麗なお姉さんが私たちに声かけてきた。