クリスマスの約束
昨日は何てことを言ってしまったのだろうなんて考えていると、つい小山くんを避けてしまって、お昼休みも放課後も顔を出せなかった。
サボり癖でもついたかの様に、それから大体一週間が立つ今でもなんだか気まずいまま。
何となく踏ん切りが付かなくて、どうしても今までずるずると引きずってしまう。
「ちょっと、沙雪!何があったのか知らないけど、いつまでうだうだしてるの!」
「うっうだうだ…」
「何かあったの?」
「…あのね」
それから、この間のことを話す私。
最後には絶対に小山くんには言わないでと念を押しておいた。