クリスマスの約束




不思議そうな困ったような顔を見せた小山くんを置いて小走りで教室に戻ってきた。


少し腫れた目を見て驚く瑛ちゃん。


「…泣いたの?」


「……」


「後で話聞く。今日バイトないから」


「ごめん」



自分で自分が嫌になる。

迷惑かけてばかりだ。
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