切れない鎖
詩
初めて会った時に感じた
君は感じた?
お互いかけがえのない存在になるだろうって
少し悲しそうで
とても儚くて
そんな君の瞳に惹かれた
気づけば君が隣にいることが
当たり前になっていて
離れるときにやっと気付いた
君はもう
僕のかけがえのない存在に
なっていたんだ
未来は僕達を
引き裂くことしか
してくれなくて
どうせ切るなら
あの子の鎖を切って
そう思っても
未来は願いを叶えてくれなくて
なら僕が未来に逆らってみよう
抗ってみよう
君が恐れていた鎖は
ほら、
こんなに簡単に切れたよ
それでも未来は僕らを襲って
束の間の幸せもすぐに消えるんだ
けどさ
未来に一度逆らったなら
もう一回逆らってもいいよね
僕が君を救ってみせるから
待っていてね
お互いがお互いを
必要とし合う
それが僕らだろう?
そして最後は僕達が
笑うんだ
束の間の幸せじゃない
永遠の幸せ
ほら、
君の笑顔が見れれば
僕はもう幸せだから
永遠に幸せ