イクメンな彼氏
ドキドキが最高潮になるのを感じながら、「結婚式は急がなきゃいけないかも」とポツリと呟いてみる。

悠斗さんは怪訝な顔をして私に「どうした? ご両親に何かあった?」と心配そうに尋ねてきた。

私はわざと暗い顔をして、「実はね……」と囁く。その続きを聞いた悠斗さんは、本当に子どもみたいに飛び上がって喜んだ。

「赤ちゃんが出来たの」
< 229 / 232 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop