タクティスに染まる頃
ギシッというベッドの軋む音と共に,ペタペタと足音が近付いてくる。
「信じてくれないなら,それでいい」
すぐ側にいるハズなのに,俊貴の声は遠い。
「それでも…俺は行く」
やっと見れた俊貴は,真剣な表情と鋭い目をしていた。
その目からは,涙が流れている。
「信じてくれないなら,それでいい」
すぐ側にいるハズなのに,俊貴の声は遠い。
「それでも…俺は行く」
やっと見れた俊貴は,真剣な表情と鋭い目をしていた。
その目からは,涙が流れている。