Sweet Love
「うん…わかった…」



「大丈夫。先生は万が一なにかあったら他の先生たちと連絡取れるから」



「うん…早くっ!早く雪乃と優くん見つけてね…!」



「任せて」



私は結美ちゃんにそう告げ、校長先生に事情を説明してあと10分待ってもらうように言った



そして、私は急いで結美ちゃんたちがはぐれた場所に向かった



ここからならそう遠くには行ってないはず…



とりあえず、片っ端から聞き込みしよう



ーーーーーーーーーーーーーー


聞き込みしてみるはものの…



中々いい情報が得られないわね…



あと3分…



がんばって探さなきゃ…!



結美ちゃんと必ず見つけるって約束したもんね!



「すみません。この2人をどこかで見ませんでしたか?」



「その2人なら…そこにいますよ?」



その女の人が指さしたのは私の後ろにある狭い路地だった



「ありがとうございます!!」



私は急いでその路地に行った



「雪乃ちゃん!優くん!」



「由愛ちゃん…?」



「大丈夫?!変な人とかに巻き込まれたりしてない?!」



「うっ…由愛ちゃんっ…」



私がそう聞くと、雪乃ちゃんは突然泣き出した



「どうしたの?なにかあったの?」



「私がっ…!私がね…変な男の人に絡まれたの…そしたら優が…優がっ…!」

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