Sweet Love

それは突然やってきたーーーーーー



みんな楽しんでるわね〜



今の所、なにも問題ないみたいだし…



なんか気分がいいわ〜



「あれ？由愛じゃない？」



え？



声がした方に振り向くと…



「さ、朔弥？！」



がいた



「やっぱり由愛だ。久しぶり」



「な、なんでここに？！」



「なんでって修学旅行だよ」



「あ、そっか…確か一緒の学校あるって言ってたな…」



それが朔弥の所ってわけか…



「こんな所で由愛に会えるなんてうれしいな〜」



「最近全然会ってなかったもんね」



「元気そうだね」



「朔弥も」



「あ、あのさ由愛…」



「ん〜？」



「やっぱり俺さ、お前のこと好きだ」



「……え？」



「忘れようとしたんだ、何回も…でも、ダメだった。諦めることなんてできなかったんだ…」



「朔弥……私は…」



「わかってる。工藤先生のことが好きだってことも、付き合ってることも…」



「そっか…わかってたんだ…」



「うん。前、工藤先生が目の前で由愛を奪って行った時、本気で由愛のことが好きなんだって思った。だったら、もう勝ち目ないって思ったんだけど…伝えずに後悔するより伝えたほうがいいと思ったから言ったんだ」