Sweet Love
「ありがとうございました!!」



「由愛ちゃん、がんばってね」



「はい!」



亜希さんと別れてアパートに向かう



「紘人の反応が楽しみだわ〜」



運転しながらニヤニヤと笑ってそう言う美雨さん



「びっくりしますかね…」



濃すぎて幻滅したりして…



「そりゃ〜もう…ね…うふふ…」



美雨さん怖い…



「引かれたりしないですかね…?」



「は?!なに言ってるの!!そんなことあるわけないじゃない!!めちゃめちゃかわいいわよ!」



「そうですか…?」



「由愛ちゃん、あなた本当に自覚ないのね」



「え?」



「駐車場に向かってる時、男の視線に気づいてなかったでしょ?」



「……………」



「ほらね、そういう所。もうちょっと自覚しなさい。自分がかわいいってこと」



「は、はい…」



「まあ、こんなこと言っても自覚しないのが由愛ちゃんだけど」



「美雨さんの方がかわいいですよ…笑った顔とか…」



「も〜う〜由愛ちゃん、かわいい〜〜顔赤くして言うとか本当にかわいいんだからっ!!このまま部屋に泊まらせたいけど嫉妬の塊でできてる男がそれを許さないからまた今度泊まりにきてね」



「はい!行きます!」



美雨さんと話しながらお泊りの約束をしているうちにアパートについた



「じゃあ、お披露目しに行くわよ〜」



ドキドキ…



今さら緊張してきた…

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