Sweet Love
「由愛、そろそろ披露宴始まるから会場に行くぞ」



「わかった。綾またあとでね」


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「それでは、新婦の親友、宮本由愛さんから綾さんへのスピーチをどうぞ!」



パチパチーー



「私の親友綾は、私の良き理解者です。私が泣いた時、喜んでた時、悲しんでた時いつも隣にいたのは綾でした。悩んでいる時もずっと話を聞いてくれていたのも綾でした。私は綾に数え切れないほど助けられました。なので、今度はわたしが綾を助ける番です。綾は、1人でなんでも抱え込む人です。だから、私が支えます。1人で抱えきれないことがあるならそれは私が抱えます。だから…だから…幸せになってください…親友同士の約束だからね…綾大好きだよ…」



パチパチパチパチ



席についても私はずっと泣きっぱなしだった



その間、先生は私の手を握ってくれてた



その温もりがとても暖かかった



披露宴は無事に終わり、いよいよブーケ取りがやってきた



「では、行きまーす!」



綾のブーケほしいっ!!



「えいっ!」



来た…!こっちに来た…!



だけど、ブーケは私を通り過ぎて後ろへ行く。



「え」



え?



ブーケは…なんと…



「あ、綾のブーケ…」



「なんで俺?」



工藤先生の元へ行ったのです

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