Sweet Love
「あ、あの〜私の右隣ってだれ…あ!!中村先生じゃないですか〜!!」



「宮本先生声大きいです。うるさいです。」



この人って意外と毒舌…?



「違いますよ。私は本当のこと言っただけです。」



この人私の心読めるの?!



「声に出てましたよ。」



「あ、そ〜ですか〜ところで、中村先生私の右隣の人っていないんですか?」



「いや、いますよ。さっきインターホンに出た人です。少し前にコーヒーつぎに給湯室の方に…あ、来ました来ましたあの人ですよ」



あの人ですよって…あなたで見えないんですけど!!



「あの、中村先生ちょっと左に寄ってもらってもいいですか?あなたの背が高くて見えないです」



「宮本先生が小さいだけですよ」



この人さっきから失礼なこと言ってない??



「宮本先生挨拶しなくていいんですか?来ましたよ」



「あ〜はいはい。」



右隣の人に挨拶しようと中村先生の横に行こうとした瞬間、私の足は動かなくなった。



「宮本先生?挨拶しなくていいんですか?」



中村先生にそう言われても今の私には耳に入って来ない



なんで……



「どうして…」



「宮本先生?」



「どうして…ここにいるの…?」



「宮本…久しぶりだな」



なんで工藤先生がここにいるの?

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