Sweet Love
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「ついた…いるかな…」



ドキドキと心臓が高鳴る中、美雨さんの部屋のインターホンを押す。



ピーンポーンーー



「はーい」



ガチャーー



「あら、由愛ちゃ〜ん」



「美雨さん、こんにちは。」



「どうしたの??」



「美雨さんに紹介したい人がいまして…」



「え?どこにいるの?」



あ、ドアの死角になって見えないのか…



私は横にいる先生を美雨さんの前にいかせた。



すると、美雨さんの目が大きく開かれた。



「ひ…ろと…?」



「美雨…」



やっぱりそうだったんだ…



わかっていたけど…



美雨さんが元カノなら勝ち目ないじゃん…



「なんで美雨がここに?」



「仕事でこっち戻ってきたの」



「そっか…」



「会いたかったの、紘人にもう1度。」



私はもうこれ以上ここにはいたくなかったから自分の部屋に帰ろうとした。



「由愛?どうした?」



「久しぶりに再会したんですから、2人で話してください!そのために会わせたんですから〜!では!」



バタンーー



ちゃんと笑えてたかな…



また付き合いはじめるのかな…



「うっ……ふっ……うぅ……」



会わせたのは自分なのになんで…こんなにも悲しいの…



バカだなぁ…私…



でも、大好きな美雨さんにだからこそ会わせたかったんだ。



2人がどうなってても、私は後悔しない。自分のしたことだからーーーーーーー

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