Sweet Love
それから、喫茶店に着くと松田先生がそんなこと言ってきた。



「なんで…ですか?」



「2日前から、由愛ちゃんずっと元気ないし、紘人とも目合わせることなく話してるし、紘人に聞いてもキレられるわで明らかに様子がおかしいんだよ。2人とも。」



そんなに態度に出てたんだ…



「由愛ちゃん、一体なにがあったの?」



話すしかないよね…



「実は…」



私は、松田先生に美雨さんと仲良くなったこと、同じアパートに住んでいること、工藤先生に美雨さんを会わせたことなど全て話した。



「なるほどね〜それで、由愛ちゃんは付き合ったと思ってショックうけてるってわけね〜」



「まあ…はい…」



「由愛ちゃんは紘人のこと好き?」



ぶっ!!!



「な、なんですかいきなり?!」



「ははっ由愛ちゃんは本当におもしろいなぁ〜」



「そんなことないです。」



「それで?答えは?」



「…好きです…」



「なるほどねぇ…由愛ちゃん、紘人にとって由愛ちゃんは特別だと思うよ。」



「なんでそんなことわかるんですか?」



「ん〜?それは教えない。だけど、紘人にとって由愛ちゃんは特別。これだけは言えるよ。」



「どこからそんな自信出てくるんですか…」



「それは秘密だよ。」

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