Sweet Love

か、かもねって…



「なんで怒ってるんでしょう…」



「紘人に聞いてみたら？」



「む、無理に決まってるじゃないですか！松田先生がなんとかしてくださいよ！」



「俺が言っても逆効果さ〜余計に怒らせちゃうだけだよ〜」



じゃあ、ダメじゃん…！



松田先生でも、止めれないのに私なんて尚更無理でしょ！



ていうか…



「なにがそんなにおもしろいんですか。」



さっきから、にやにやして…



「ん？紘人の態度〜由愛ちゃんが来てからあいつの反応見るの楽しくなってきちゃった〜」



……なんなんだこの人



松田先生って本当にわからない…



キーンコーンカーンコーンーー



「あ、俺次授業だ。由愛ちゃん、授業は？」



「ないですけど…」



「そうなの〜？もうちょっと話したかったんだけどな〜」



「私はもういいです。」



「冷たいなぁ〜あ、次紘人も休みだからがんばって〜」



工藤先生も休み？！



なんでこんな時に…



よし、仕事に集中しよう。



そしたら余計なこと考えなくても大丈夫、うん。



そして、私は自分の席につき仕事を始めようとした…が…



隣からすごい視線を感じる…



恐る恐る隣を見ると…



「……！な、なんですか工藤先生…」



そこには、にっこりと笑う工藤先生が…