絶望の部屋(再)
「おい、新庄。
さっきは的のアドバイスありがとな。なんか途中で光った玉が見えたけどお前に言われた通りじっと座ってたら生き残れたみたいだ。
なんて言うかどっちかしか生き残れないのにほんとにお前には感謝してる。」
と金城は僕に近づいてきて突然言ってきた。
「いや、よかったよ死なずに済んで。
どっちかが生き残れるといいね。」
「あぁ。恨みっこなしでお互い頑張ろうぜ。
って言ってももう俺も1発しか残ってないからなんにも出来ないんだけどな」
こんなところで出会わなければ友達になれたのかな…
こうゆうところが辛いゲームだな。
金城はなんだか少し一也を思い出させるようなノリで話してきてなんだか辛かった。
「そうだね。お互い頑張ろうね。」
とは言ったものの僕が気になるのは…
桐谷。あいつが的になれば必ずこのゲームは動く。
残りは4人。
僕を含めて桐谷、金城、麻生とかゆうこいつも弾を2発持った今まであまり目立った動きのない地味なやつだ。
勝つためには桐谷をかたずけるのが絶対条件だ。
でもあいつは強い。
人を殺すのを楽しんでる。
これなら真田と一緒がよかったよ…。
「では準備はいいですか桐谷君。」
「あぁ俺はいつでもオッケーだぜ。
さっさと始めてくれよ。俺は早く人を殺したくてうずうずしてるんだからよ。」
「準備も整ったようなので暗闇射的を始めたいと思います。
暗闇射的スタート!」
パッとまた電気が消えた。
電気が消えたと同時に僕はいつも通り身を屈め隠していた2発の弾をポケットから出して銃に詰めた。
ゲームはいつも通りの展開になるのかと思ったが桐谷が的と言うことはそのいつも通りはこなかった。
「俺はここだぜ。撃ってみろよ。」
桐谷は真っ暗な中突然叫び始めた。
イかれてる。何がしたいんだ?
目的は?死にたいのかあいつは。
いや、あいつを仕留めるなら今だろ。
僕は起き上がり銃を声のする方に構えた。
その間も桐谷は同じことを呪文のように大声で叫んでいる。
息を整え音をたてないように引き金を引こうとしたその時僕の少し横から先に銃声がなった。
「…」
当たったのか…?
場に緊張が走る。
「お…は…ここ…だ、だ、だぜ。」
え?
なんだこれは…
いや…これは…携帯か。
やられた。危うく僕が死ぬところだった。
僕は急いで身をかがめいつもの体制に戻した。
「麻生君みーつけたー。」
ズルっと音がなり引きずりこまれているのがわかる。
そしてそこ後明らかに殴りつけている音が聞こえ恐怖の悲鳴が部屋中に響く。
僕も一瞬焦って我を忘れていたがすぐに落ち着き冷静に考えればチャンスだと思った。
僕はまた起き上がり悲鳴のする方に銃を構えて撃った。
「あー。残念だったな新庄。
麻生殺しちゃったよお前。」
お前が盾にしたんだろどうせ。
あいつは僕の方に今あの玉を向けて明かりをつけているに違いない。
だったらいつ撃たれてもおかしくないってことだよな…
冷静になりここはひくところだと察し僕は身をまたかがめゆっくりと移動した。
さっきは的のアドバイスありがとな。なんか途中で光った玉が見えたけどお前に言われた通りじっと座ってたら生き残れたみたいだ。
なんて言うかどっちかしか生き残れないのにほんとにお前には感謝してる。」
と金城は僕に近づいてきて突然言ってきた。
「いや、よかったよ死なずに済んで。
どっちかが生き残れるといいね。」
「あぁ。恨みっこなしでお互い頑張ろうぜ。
って言ってももう俺も1発しか残ってないからなんにも出来ないんだけどな」
こんなところで出会わなければ友達になれたのかな…
こうゆうところが辛いゲームだな。
金城はなんだか少し一也を思い出させるようなノリで話してきてなんだか辛かった。
「そうだね。お互い頑張ろうね。」
とは言ったものの僕が気になるのは…
桐谷。あいつが的になれば必ずこのゲームは動く。
残りは4人。
僕を含めて桐谷、金城、麻生とかゆうこいつも弾を2発持った今まであまり目立った動きのない地味なやつだ。
勝つためには桐谷をかたずけるのが絶対条件だ。
でもあいつは強い。
人を殺すのを楽しんでる。
これなら真田と一緒がよかったよ…。
「では準備はいいですか桐谷君。」
「あぁ俺はいつでもオッケーだぜ。
さっさと始めてくれよ。俺は早く人を殺したくてうずうずしてるんだからよ。」
「準備も整ったようなので暗闇射的を始めたいと思います。
暗闇射的スタート!」
パッとまた電気が消えた。
電気が消えたと同時に僕はいつも通り身を屈め隠していた2発の弾をポケットから出して銃に詰めた。
ゲームはいつも通りの展開になるのかと思ったが桐谷が的と言うことはそのいつも通りはこなかった。
「俺はここだぜ。撃ってみろよ。」
桐谷は真っ暗な中突然叫び始めた。
イかれてる。何がしたいんだ?
目的は?死にたいのかあいつは。
いや、あいつを仕留めるなら今だろ。
僕は起き上がり銃を声のする方に構えた。
その間も桐谷は同じことを呪文のように大声で叫んでいる。
息を整え音をたてないように引き金を引こうとしたその時僕の少し横から先に銃声がなった。
「…」
当たったのか…?
場に緊張が走る。
「お…は…ここ…だ、だ、だぜ。」
え?
なんだこれは…
いや…これは…携帯か。
やられた。危うく僕が死ぬところだった。
僕は急いで身をかがめいつもの体制に戻した。
「麻生君みーつけたー。」
ズルっと音がなり引きずりこまれているのがわかる。
そしてそこ後明らかに殴りつけている音が聞こえ恐怖の悲鳴が部屋中に響く。
僕も一瞬焦って我を忘れていたがすぐに落ち着き冷静に考えればチャンスだと思った。
僕はまた起き上がり悲鳴のする方に銃を構えて撃った。
「あー。残念だったな新庄。
麻生殺しちゃったよお前。」
お前が盾にしたんだろどうせ。
あいつは僕の方に今あの玉を向けて明かりをつけているに違いない。
だったらいつ撃たれてもおかしくないってことだよな…
冷静になりここはひくところだと察し僕は身をまたかがめゆっくりと移動した。