絶望の部屋(再)
部屋中に鳴り響く刀と刀がぶつかる金属音。
幾つもの場所をお互いにかすめあいお互いに所々から血がしたたって目がかすみ始めて来た。
あと少し、あと少し力を貸してくれみんな。
「はぁはぁはぁ。いいぞいいぞ新庄。
それだよ俺に絶望を見せてくれ!」
こいつの狂ったこの感情はもう変わらない。
できることならもう殺したくない。
だけど…。
「さぁそろそろ決着つけようぜ。
楽しかったぜ新庄。あの世でまた会おうぜ。」
桐谷は今までで1番早い踏み込みで僕に近づいて来た。
「あぁまた会おうあの世でな。」
ぐっと腰を低く構え一気に刀を振り抜いた。
ドクッ。ポタッポタッ…
「ま、まじかよ。ははは。」
一気に血が吹き出し倒れこんだ。
「じゃあな桐谷。
お前と僕の違いは背負ってるものの違いだけだったよ。
僕からのお前へのあの世への手土産だ。
それを絶望ってゆうんだよ桐谷。」
終わった。
みんなこれでゆっくり寝れるかな…
「新庄!!
やったね。よかった…ほんまに無事でよかった。」
七海が僕の勝利を喜び泣きながら僕に飛びついてきた。
「心配かけてごめん。
あっ…そう言えば栞はどうしたの?さっきから1度も見てないけど。」
それから七海はずっと黙っていた。
そしてようやく開いた口からは耳を疑い聞きたくない言葉だった。
「栞は死んでたわ。私がついた時には。
真田がやったんじゃないよ。たぶん自分で…
この手紙が栞のそばに置いてあったわ。」
『絶望の部屋をもし無事に出れたら読んでください』と書かれた手紙を渡された。
「え、え?嘘でしょ七海ちゃん。」
「…」
七海は首を横に振って泣いていた。
「なんで…なんでなんだよ栞…。
嘘だって言ってよ。ねぇお願いだから」
「ごめん。私が着いていながら…。」
これが絶望なのか…
幾つもの場所をお互いにかすめあいお互いに所々から血がしたたって目がかすみ始めて来た。
あと少し、あと少し力を貸してくれみんな。
「はぁはぁはぁ。いいぞいいぞ新庄。
それだよ俺に絶望を見せてくれ!」
こいつの狂ったこの感情はもう変わらない。
できることならもう殺したくない。
だけど…。
「さぁそろそろ決着つけようぜ。
楽しかったぜ新庄。あの世でまた会おうぜ。」
桐谷は今までで1番早い踏み込みで僕に近づいて来た。
「あぁまた会おうあの世でな。」
ぐっと腰を低く構え一気に刀を振り抜いた。
ドクッ。ポタッポタッ…
「ま、まじかよ。ははは。」
一気に血が吹き出し倒れこんだ。
「じゃあな桐谷。
お前と僕の違いは背負ってるものの違いだけだったよ。
僕からのお前へのあの世への手土産だ。
それを絶望ってゆうんだよ桐谷。」
終わった。
みんなこれでゆっくり寝れるかな…
「新庄!!
やったね。よかった…ほんまに無事でよかった。」
七海が僕の勝利を喜び泣きながら僕に飛びついてきた。
「心配かけてごめん。
あっ…そう言えば栞はどうしたの?さっきから1度も見てないけど。」
それから七海はずっと黙っていた。
そしてようやく開いた口からは耳を疑い聞きたくない言葉だった。
「栞は死んでたわ。私がついた時には。
真田がやったんじゃないよ。たぶん自分で…
この手紙が栞のそばに置いてあったわ。」
『絶望の部屋をもし無事に出れたら読んでください』と書かれた手紙を渡された。
「え、え?嘘でしょ七海ちゃん。」
「…」
七海は首を横に振って泣いていた。
「なんで…なんでなんだよ栞…。
嘘だって言ってよ。ねぇお願いだから」
「ごめん。私が着いていながら…。」
これが絶望なのか…