絶望の部屋(再)
果たして何ヶ月ぶりの学校なのか?
 
 
しかも学校に行く理由が急に動き出したパソコン怖くなって来たなんて一生言えないよ…
 
 
 
そう考える僕の後ろに人の気配をなんだか感じる…。
 
 
 
だが、これがだれなのか?は考えなくてもこの時点でだいたい検討はついていた。
 
 
 
そう思っていた僕の背中を叩いて話しかけてきたのは幼馴染の望田希だった。
 
 
「おはよー勇哉!
 
勇哉が家から出てくるかどうか毎日忍者みたいにそこの草むらに隠れて私見張ってたんだ!」と話しかけてきたのは、茶髪で女の子の中では短いであろう髪の長さで世間一般では可愛いと言われるであろう容姿をもった幼馴染の望田希だった。
 
 
 
「やっぱり希かよ。
 
お前ほんとに毎日見張ってたの?」
 
 
 
「当たり前でしょ!
 
 
私は勇哉の保護者みたいなもんなの!」と力強い口調で話してきた。
 
 
 
「保護者か…
 
希みたな保護者だったらとっくに自殺してるね」
 
 
 
「ゆ、ゆーや!!」
 
さっきまでの可愛い顔が一変して鬼のような表情でこっちを睨みながら言ってきた希の迫力に圧倒されいつも僕から謝るはめになる。
 
 
顔は綺麗なんだからもっとおしとやかになればいいのになぁ。と願望まじりに思っていると後ろからまた騒がしいのが来た。
 
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