絶望の部屋(再)
「ねぇ一也…。
本当にこんなとこにある遊園地大丈夫なのかな?」
正直不安な気持ちしかなかった。
乗ったら最後帰って来れないジェットコースターとか地面に直接落ちるバンジージャンプ的な物もあって強制的に乗せられるかも…とか。
考えすぎなのかな?いやむしろみんなは軽く考えすぎなんだ。僕の考えが正論。と思いたいけどただのびびりなのかも。
「大丈夫だよ。
どうせなんもないよ。あったとしたらお前がいればなんとかなるだろ!」
とヘラヘラしながら話す一也を見てどうにでもなる用な気持ちになる自分もいた。
「そうかな…
でもせっかくの休みだし楽しまないと損だよね。」
「そうそう!ネガティブに考えらないでポジティブにいこうぜ。
せっかくあんな可愛い2人と一緒にいけるんだこんなチャンスないだろ!」
そっちか。
意外にチャラいとこあるもんな一也…
僕からすればどうすればいいのかもわからないよ正直。
女の子とまともに喋ったのは希を除いたらこれで初めてだもんな。
苦手とかそうゆうのじゃなくて話す機会がないっていうかなんていうか。生まれて18年女っ気のない人生だったからな…
「一也はいいけどさ…僕はそうゆうのは苦手かな。」
「まぁ俺がいるから大丈夫だろ!」
そう言ってくれてはいるがなんだか頼りになるのかなって内心は思っていたが一也しか頼りにできる人がいないなら一也に頼るしかないよな…
「そうだね。正直不安だけどね。」
「おいおい、心の声がでてるぞ!
俺は明日為に今から買い物行ってくるから勇哉はそのルールブック読んどいてくれ!」
そう言って一也は逃げ去るように僕をおいて出ていってしまった。
こうゆうめんどくさい仕事は全て僕に押し付けてくるもんな…
まぁルールをわかるのは大事なことだし時間もあるからゆっくり読むか。
ルールブックとの格闘は思ったより長くあの2人が1日目寝た後起きなかった気持ちがわかった気がした。
薄そうな本に見えて中身はギッシリと文字だらけ。最初の時点で妥協しそうになったが今やっと終わりが見えてきた。
それしても一也遅いな…。
買い物ってなんなんだろ。検討もつかないよ。どうせ夜を楽しむ為にお菓子やら遊び道具でも買ってくるんだろな…
人の苦労もしらないで。
ブツブツと文句をいいながらもルールブックをほぼ読破してしまう自分はやはりこうゆう人間なんだと思い知らされた。
だがルールブックを読むことによっていいことも色々あった。
このゲームでは武器を二つ使用することは禁止らしい。更にこの陣取りゲームが全ての試合終わると一区切りとしてゲームで1番慈悲の心を持つ者。つまり申し訳ない気持ちで殺しをしているやつに死を与えると書かれていた。
なんとも救いがいのないルールだ。
申し訳ない気持ちを持っていない奴なんてもはや犯罪者なのにこのゲームではそれすらも許さない。ゼツボウは僕らをどうしたいのか…犯罪者にでも育て上げたいのだろうか…
考えれば考えるほど謎が多くなる一方で僕の小さな脳みそではパンク寸前だよ。
何を考えているのか?なんて疑問自体が間違っているのかそれともこれが普通なのか…ここに来てから全ての感覚が狂って来てるような気持ちなってきた。
そして何よりルールブックの最後に赤文字で書かれた最後のルール。
絶望を知ること。
このルールが最後に勝ち残る為に絶対に必要らしいがそんなのはみんな持ってるような気もするがそんな簡単なことではないような気もする。
絶望を知ること…このゲームでの絶望を知ることの基準がこんなに低くないことは今の僕には…いやここにいる全員がもうわかってることだろう。
1人で悩むのはやはり良くないと思ったのが今日1番の収穫かもしれない…
本当にこんなとこにある遊園地大丈夫なのかな?」
正直不安な気持ちしかなかった。
乗ったら最後帰って来れないジェットコースターとか地面に直接落ちるバンジージャンプ的な物もあって強制的に乗せられるかも…とか。
考えすぎなのかな?いやむしろみんなは軽く考えすぎなんだ。僕の考えが正論。と思いたいけどただのびびりなのかも。
「大丈夫だよ。
どうせなんもないよ。あったとしたらお前がいればなんとかなるだろ!」
とヘラヘラしながら話す一也を見てどうにでもなる用な気持ちになる自分もいた。
「そうかな…
でもせっかくの休みだし楽しまないと損だよね。」
「そうそう!ネガティブに考えらないでポジティブにいこうぜ。
せっかくあんな可愛い2人と一緒にいけるんだこんなチャンスないだろ!」
そっちか。
意外にチャラいとこあるもんな一也…
僕からすればどうすればいいのかもわからないよ正直。
女の子とまともに喋ったのは希を除いたらこれで初めてだもんな。
苦手とかそうゆうのじゃなくて話す機会がないっていうかなんていうか。生まれて18年女っ気のない人生だったからな…
「一也はいいけどさ…僕はそうゆうのは苦手かな。」
「まぁ俺がいるから大丈夫だろ!」
そう言ってくれてはいるがなんだか頼りになるのかなって内心は思っていたが一也しか頼りにできる人がいないなら一也に頼るしかないよな…
「そうだね。正直不安だけどね。」
「おいおい、心の声がでてるぞ!
俺は明日為に今から買い物行ってくるから勇哉はそのルールブック読んどいてくれ!」
そう言って一也は逃げ去るように僕をおいて出ていってしまった。
こうゆうめんどくさい仕事は全て僕に押し付けてくるもんな…
まぁルールをわかるのは大事なことだし時間もあるからゆっくり読むか。
ルールブックとの格闘は思ったより長くあの2人が1日目寝た後起きなかった気持ちがわかった気がした。
薄そうな本に見えて中身はギッシリと文字だらけ。最初の時点で妥協しそうになったが今やっと終わりが見えてきた。
それしても一也遅いな…。
買い物ってなんなんだろ。検討もつかないよ。どうせ夜を楽しむ為にお菓子やら遊び道具でも買ってくるんだろな…
人の苦労もしらないで。
ブツブツと文句をいいながらもルールブックをほぼ読破してしまう自分はやはりこうゆう人間なんだと思い知らされた。
だがルールブックを読むことによっていいことも色々あった。
このゲームでは武器を二つ使用することは禁止らしい。更にこの陣取りゲームが全ての試合終わると一区切りとしてゲームで1番慈悲の心を持つ者。つまり申し訳ない気持ちで殺しをしているやつに死を与えると書かれていた。
なんとも救いがいのないルールだ。
申し訳ない気持ちを持っていない奴なんてもはや犯罪者なのにこのゲームではそれすらも許さない。ゼツボウは僕らをどうしたいのか…犯罪者にでも育て上げたいのだろうか…
考えれば考えるほど謎が多くなる一方で僕の小さな脳みそではパンク寸前だよ。
何を考えているのか?なんて疑問自体が間違っているのかそれともこれが普通なのか…ここに来てから全ての感覚が狂って来てるような気持ちなってきた。
そして何よりルールブックの最後に赤文字で書かれた最後のルール。
絶望を知ること。
このルールが最後に勝ち残る為に絶対に必要らしいがそんなのはみんな持ってるような気もするがそんな簡単なことではないような気もする。
絶望を知ること…このゲームでの絶望を知ることの基準がこんなに低くないことは今の僕には…いやここにいる全員がもうわかってることだろう。
1人で悩むのはやはり良くないと思ったのが今日1番の収穫かもしれない…