route1119



 昼休み、いろいろな説明を受けて今にいたる。昼飯はとりあえず作ってきた弁当を食べよう。母親の飯を食うのも今日で最後かもしれない。

 さあ食べよう。
「ベイくーん!一緒に食べよ!!あとねーナイトくんも紹介しないと!!」

 すっごい付きまとってくる。後ろのほうで「内藤です...ナイトじゃないです...」ってすっごい小声で言っているのがナイトこと、内藤だろう。サファイアの髪をしていて長髪だ。


 これで今の空間が男3、女1ということはアイには黙っておこう。周りの女子から「何あの子...ウザ...」とか思われていそうだが。今度、女友達も探さないと大変なことになるぞ、おい。
 教室で食うとなんだか視線で胃がやられそうなので、別の所に移動する。これは羽無の提案だ。その時のセリフがこちら

「このクラスのセニョリータ達にお前と仲良くしているのがみられたら俺が危う いからどこか別のところへ」

 その時のボクと内藤の反応がこちら

「くっさ」
「完全にたらしじゃないか」

 なんだか内藤とはいい酒が飲めそうだ。内藤はとりあえず成人しているらしい。大人の余裕というのは見えないが。


 行く途中、新来座の兄貴がいた。髪が朱と白の男と一緒にいた。

「彗星兄っちゃそいば友なん?(彗星さん、その人が友人なんですか)」
「んじゃ(そうだ)ボッコボコにした」

 周りは目が点になっていた。言葉わからないのか。

「君...アホの子じゃないよね、」
「なわけあるかい」

 内藤に意味がわからないことを言われたが多分ちがう。



 着いたのは別校舎の中庭だ。別校舎は図書室が置いてある。それもかなりでかい。した半分は学校のものだが、上半分は来族のものだそうだ。最近は使っていないそうだが、昔はじいさんとばあさんが使っていたらしい。機会があれば入ってみるか。

 はあやっと食える。

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