あのね、先生。

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―――――――…

突然会いたいと言ったあたしに、優真は少し戸惑った様子だったけれど、分かった、と言った。

優真の家の近くの、小さな公園。

ここに来て欲しいと言うと、やっぱり何か変だと気付いたらしい。

何かあった?と聞いてきた優真に、とにかく来て欲しいとだけ伝えてほとんど一方的に電話を切った。


ちゃんと話すなら、カフェや優真の家じゃない方がいいと思った。

人がいる場所だと落ち着けないし、これから話すことが優真にとって良いことじゃないだけに、優真の家でそれを話すのはダメだと思った。

少し暑いけど、幸い今日はいつも遊んでる子供たちもいない。

ドキドキは、増した。


あたしは今から、ほんとにどうしようもないくらい最低な女になるんだから。

だけどもう迷わない。

嫌われたって、このままでいるよりずっといいから。
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