【完】365日たってもずっと!


私はそれからはずっとボーッとして過ごしていたらしく



ほとんど記憶がない。



佐伯先輩がゆり先輩と別れた…



やっぱまだ信じられない。



そして私がまともに言葉を発したのは帰り道のことだった。



「…ら?…くらっ!さくらぁぁぁ!」



真美がいきなり私の名前を大声で呼んだ。



「びっくりしたあ!どうしたの?真美、私の名前よんで?」

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