ごめん 恋してる
おもいっきり息を吸い込んで吐いた。
よし、行くぞ。
「あ、おはよう。」
振り向かれた、あぁどうしよう。
走る!
「お、おい、待てよ。」
横を通り過ぎようとした時手首を掴まれた。
「なに?」
ちょっと冷めた言い方になっちゃったよ。
「もう遅刻だぞ?」
そんなこと知ってるよ。
「うん。」
「なんで急いでんだよ」
軽く笑う君。
手…離してよ。
心臓の音聞こえてないかな?

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